第23回茅ヶ崎地区家庭菜園愛好会

平成25年11月14日(木)

会員菜園訪問と情報交換会  参加者10名

顔の部分にマウスポインタを合わせると名前が出ます
情報交換会「茅ヶ崎・海鮮居酒屋とら吉」にて

 今年4回目の会合は、大磯在住の「若松菜園」を訪問することに。
 JR大磯駅よりバス15分・バス停で若松さんと合流し、徒歩10分ほどで14時過ぎ菜園に到着。
 周りは農家の畑で、休耕地4区画ほどが菜園を楽しむ人達が利用し、1区画が若松菜園でした。(推定:10*15m=150uほどの菜園)
 玉ねぎの苗床と生長を待つ定植畝もでき上がり、ブロッコリーも自己苗で順次収穫できるように3畝、時期をずらして栽培されています。
 猛暑にも負けず生長したサトイモ、ダイコン、ニンジン、ネギ、日野菜、ヤーコン、奥は1株から見事に伸びた「はやと瓜」、台風で支柱が倒れたようですが「種用」と印された瓜等が実っています。
 エシャレットの畝では、ラッキョウとの論議が(エシャロットは別)。各野菜は消毒されているとのことですが、(農家に囲まれた所では消毒が逆に必要かも)立派に育ち、品種も選ばれています。
 最後に袋から取り出して見せていただいた物は・・沢山の菜園グッズが出てきました。
 ・土中に差し込むだけで測定できる「土壌酸度測定器」
 ・土質分析薬「みどりくん」やマルチ穴あけ器、小型のふるい、手製のロープ巻き取り器
 ・テコを利用した支柱の抜き、差し込み治具
 ・逆さまに噴霧した時、液が少なくても、噴霧できるスプレー(吸い込みのノズルがフレキシブルになっていて、吸い口が逆さにすると曲がる)・・トマトトーン等少量の液散布や葉裏散布に便利
 いろんな道具の説明を受け、また、周りにはネットが張られ、(強風がネットを通過するとき風を弱める)研究熱心が伝わってきます。
 あっという間の1時間ほどの見学でした。

 訪問後は、折角大磯を訪れたので、今見頃の「二宮・善波宅のざる菊」鑑賞を計画しましたが、残り時間と、歩く距離も長く、予定を変更して「県立大磯城山公園」(ここは前回訪問済み)前の「旧吉田茂邸」(平成21年3月焼失)の庭園が、今年9月22日部分開園されたので立ち寄ることに。
 旧吉田邸は、建物の再建は大磯町が引き受け、2016年中に全面オープンとのことです。
 若松さんは都合があり、旧吉田邸でお別れして、一同は17時から茅ヶ崎での「情報交換会」会場に戻りました。
 
 菜園訪問に参加できなかった2名も加わり、「坂本会長」の乾杯と挨拶で、情報交換会の開始です。
 アブラナ科の野菜につくダイコンシンクイムシやヨトウムシ類、ネキリムシの被害や、「白菜の葉に黒い点々が出た」、若松菜園では、「ダイコンの首が曲がった」、「玉ねぎの植え方は指で穴をあける」ことを教わった(NHK野菜の時間でも放送)等の情報が出ました。(各人の総括報告は新年会で予定したい)
 今回は今年最後の会合で、「次年度幹事選出や会計報告」等の予定でしたが、都合で出席できない方が多かったため、幹事は次年度「新年会」まで継続として、2時間ほどの情報交換会を終了と致しました。

 今回の参加者は次の10名でした。
  岡本邦雄、亀田 實、風間元臣、木澤英雄、後藤 勤
  坂本堅一、鈴木清作、伏木正起、米田保男
                              (米田 保男 記)
若松菜園訪問  右端が若松氏 日野菜、大根、人参の畝を囲み、若松氏より菜園グッズの説明
吸い口がフレキシブルに曲がるスプレー

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