長浜支部第48回歩こう会
新選組ゆかりの地を訪ねる
令和8年5月29日(金) 参加者17名
(顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
集合写真
後列左から:落合義行、鈴木健治、柴田喜三、馬場智章、小林貞人、
氏原建士、木村昌弘、伊藤冨秋、中島 清、磯田 智、大村元孝、岩田正博
前列左から:三田村和典、落合紀子、大岡弘和、北村柾美、直井一博
京都市の壬生(みぶ)地区を中心に「新選組ゆかりの地を訪ねる」をテーマに計画され、
市内の中で歴史と京町家の生活感がうまく混ざり合ったエリアを散策した。
当日はJR山科駅の改札出口で、9時15分に17名全員が顔を合わせた。
その後、歩こう会の出発地点の地下鉄東西線「二条城前駅」まで電車移動して集合し、
最初の史跡は、出発して500mほどの場所にある「二條陣屋」である。
ここは、中小大名の宿泊施設で、警護の為にからくり屋敷のような構造を持っているそうだ。
現在も小川家の住居になっていて、1日1回10名以内の予約制になっているので、
内部の見学は出来ず、入口付近の佇まいと周辺を見学した。
その後、六角獄舎跡の石碑を見学し、刑死者の解剖が行われたことの記録が残っていて、
「近代医学のあけぼの地」とされていることを知った。
また、平野國臣ら勤王志士が処刑されたという碑も残っている。
六角獄舎の近くには平安初期に創建された「武信(たけのぶ)稲荷神社」があり、
狭い敷地に弁財天・大明神・天満宮・金毘羅宮など境内十三社が祀られていて
歴史と信仰の厚さを感じさせられた。
また、坂本龍馬の妻おりょうの父親が勤王家の医師であったため六角獄舎に投獄されていた。
おりょうが父親の面会と神社に祈願をしていたとのこと。
この時代の龍馬は命を狙われていたので、おりょうと会うことができなかったが、
武信稲荷神社の御神木に『龍』の文字を刻んだことにより、
再会することができたとのいわれがあり、縁結びとして参拝が増えているとのことだった。
10時10分、新撰組のゆかりの地である壬生地区を目指して南下、
四条通を横断して最初に「壬生寺」を参拝した。
新選組が大砲や剣術・馬術の訓練をした境内の一角に歴史資料室があり、
仏像や天皇の拝領品などの寺宝の他、壬生狂言や新選組の解説をパネルや写真で展示していた。
境内近くに壬生塚と呼ばれる遺跡ゾーンがあり近藤勇胸像・土方歳三像や
池田屋騒動で亡くなった隊士らの合祀墓・顕彰碑なども設置されていて拝礼した。
次に、11時からの約1時間は予約していた八木邸の見学で、案内専任ガイドによる
自作パネルを使った時代背景と裏話を含めた説明を受けた。
将軍家茂の和宮婚儀に際しての上洛に合わせて、その警備のために結成された
浪士隊の宿所として八木邸などが使用されていたこと、浪士隊の分裂など複雑な諸事情により
新選組が結成されたことなど興味をそそる話し方であった。
また、説明を受けた座敷そのものが芹沢鴨ら数人の暗殺現場とのことで、
刀傷のある鴨居を含め当時を想像させる迫力のある案内であった。
八木邸内の説明終了後は「屯所餅とお抹茶」の接待を受け、気分を新たにして次の史跡に向かった
なお、売店には新選組に関連したグッズ販売のほか、和菓子の販売もされていて、
岩田さんがお勧めの「鶏卵素麺」を購入する人が多かった。
昼食休憩は新緑が鮮やかな光徳公園でとり、屋根付きのベンチで持参弁当を食べる人や
近くの食堂に向かう人など、分散して食事と休息をした。
13時10分に光徳公園を出発し、京都六花街の一つである島原地区に向かった。
五条通を横断して、しばらく歩くと細かな路地街に迷い込んだ錯覚になったが、「角屋(すみや)」に到着した。
島原地区は我が国最初の官許の花街とのことで「角屋」は料亭の他に文化サロン的な役割を担っていて、
西郷隆盛・久坂玄瑞などの勤皇の志士たちの会議の場所として使ったとのこと、
新選組も使っており、立派な門構えや高い塀が印象的だった。
しばらく歩くと太夫や芸妓を抱えていた由緒ある置屋兼お茶屋である「輪違屋(わちがいや)」に着いた。
現在も宴席の場としては営業をしているとのことであり、近藤勇書の屏風や桂小五郎書の掛け軸は見てみたいと思った。
密集した住宅街を抜けると、迫力ある構えの「島原大門」に到着した。
入場門側には「嶌原」と書かれた提灯が掲げられ、立派な灯籠と大きな石碑が印象に残った。
次の史跡訪問は「西本願寺」で、「島原大門」から約15分で到着した。
新選組が京都守護職の配下になったことで約200名に増えたために、屯所を西本願寺に移したとのことだった。
現在、新撰組が使った建物が残っているのは「太鼓楼」だけであり、国道1号歩道から見学した。
屯所を西本願寺に移した理由が、敵対する長州藩の繋がりがあるとのことで、
西本願寺の屯所は警備的に意義があるものとのことだった。
西本願寺には重厚な造りの阿弥陀堂門から入場し、専属ガイドに依頼して30分コースで堂内の案内説明を受けた。
特に御影堂(親鸞聖人)と阿弥陀堂(阿弥陀如来)の荘厳な回廊はいずれも国宝になっているとのことで圧倒された。
3時過ぎに西本願寺を出発し、終着地の京都駅には3時半に到着。
全員の無事を確認して、歩こう会を解散した。
数人に歩数を確認したところ、総歩数は約14千歩で、平坦なコースで疲れも少なく、
平均年齢80歳の歴史好きメンバーにとって有意義な1日となった。
今回の参加者は17名で、次の皆さんでした(敬称略)。
磯田 智、伊藤冨秋、岩田正博、氏原 建士、大岡弘和、大村元孝、落合義行、落合紀子、北村柾美、
木村昌弘、小林貞人、柴田喜三、鈴木健治、直井一博、中島 清、馬場智章、三田村和典
大岡弘和様作成の長浜支部歩こう会の動画集です。
動画を見るには、下線のついた部分をクリックしてください。
長浜支部OB歩こう会の動画集
見出しページに戻る